鶴嶋乃愛ちゃんへ

鶴嶋乃愛ちゃんへ

今まではfuwamilyとしてのあちゃんを見て来ましたがこれからはそのお名前を名乗らないことに決めました。簡単に言うとファンと言う立場を降ります。

この間、にこるんのファンを辞める報告はしなくていいというような内容のツイートにいいねしていたのは知っているし、だからこういう事を書くのも伝えるのも正しくないとは思うけれど、今から書くことは私からの感謝だと思って欲しいです。
もし読んでくれるなら、それほど嬉しいことは無いです。






小6の時に読んでいたピチレモンに新モデルとしてのあちゃんが入ってきた時の気持ちは今でも覚えてる。初めて同い年のモデルさんが入ってきてその時に勝手ながら親近感を抱いてそれきっかけでのあちゃんを見るようになりました。お顔も服もふわふわしていてガーリーなのあちゃんは私のタイプだったし次第に憧れるようになっていったよ。
初めてファンレターを書いて、諦めかけてたお返事が来た時はすっごく嬉しかった。今でも宝物だよ。
初表紙もまだ大切に取ってある。そのくらい私は夢中だった。

のあちゃんがやっとフィーチャーされるようになってきた時にいきなりのピチレモン休刊。そしてのあちゃんのpopteenデビュー。今までピチレ愛を常に口に出してきていたのあちゃんがピチレモン以外の選択肢を取ったことは少し悲しかった。その時は休刊がすぐに終わるものだと思っていたからかもしれないけど……。元々popteenをギャル雑誌と捉えていて自分とは無縁だと思っていた偏見からpopteenはしばらく読んだ事がなかった。ピチレが無くなり、popteenも読もうとしない私はのあちゃんを見る機会が自然と減っていってだんだん自分の中でののあちゃんへの気持ちが無くなって行ってしまった。毎日更新されているかドキドキしてたブログも読まなくなって行った。

そんななか、私が中3になって受験生で図書館に籠るようになった時、息抜きで手に取った雑誌が偶然にもpopteenだった。そこには2~3年の間全く見なかったのあちゃんの姿があった。ピチレモンの時よりものあちゃん独自の世界観がしっかり確立されていたのあちゃんは相変わらず可愛かった。
久しぶりにのあちゃんの事を知ろうと母の携帯で鶴嶋乃愛と検索してインスタやTwitterをやってる事を知った。ピンクピンク!な写真と世界観満載の言葉は本当に可愛くて惹かれて毎日の更新が楽しみだった。

自分の携帯を持てるようになりSNSを始めることが出来た時、真っ先に鶴嶋乃愛を調べてフォローした。たまたま送った何気ないリプに返信してくれたこと内容まで全部まだ覚えてる。

返信が嬉しくて毎回のようにリア垢から送っていたある日、インスタライブのスクショをのあちゃんに送ったらそのリプライがのあちゃんアンチに引用された。アンチされる道具になったの。すごく怖かった。のあちゃんにインスタライブしてくれてありがとう、そう伝えたかっただけなのに。たった1回の出来事だけどアンチされながら活動することがどれだけ精神的に辛いものなのか軽率ながら少しだけど分かった。
そこからなんとなくのあちゃんを見る目が変わって可愛いだけじゃなくてカッコイイとも思うようになったの。自分の好きを貫くことがこんなにもカッコイイものなんだとのあちゃんを見て気付いたよ。
あと最近では当たり前になってきてしまったけど、popteenのバトル企画では2位だったり惜しいことが本当に多くてでものあちゃんはファンに感謝を伝えつつ2位である事を悔しいと言っていたね。そんな向上心を理解してくれない人も少なくは無かったけど、私は本当にかっこいいと思った。
段々とのあちゃんに対する気持ちが強くなって、Twitterも専用垢を作るまでになった。


そして忘れもしないWEGO原宿での初めての単独イベントのチェキ会。長年見ていたのあちゃんだけど、行動力が無かったからか今まで会ったことが無かった。でもその時ちょうど好きがMAXだった私は迷わず行くことに。初めてですごくドキドキして、生で見るのあちゃんは想像よりも本当に可愛くて細くてそして優しくて……あの高揚感は忘れられないよ。

そこから絆フェス、ヤセぽイベント、エクビューと数は少ないかもしれないけどのあちゃんとの時間が今まではゼロだったのにここまで増えた。
次第にのあちゃんの魅力がfuwamilyだけではなく多くの人にちゃんと伝わるようになり、人気が増して可愛さも増して。それに伴ってお仕事も増えて来たね。
popteenでの初表紙を知った時、ピチレモンの初表紙と不覚にも並べてみたりして。WEGOとのコラボ発表の時もすごく嬉しくて嬉しくて仕方なくて。そしてピン表紙もまさかこんなに早く叶えるなんて思っていなかったし(のあちゃんの実力どうこうと言うより今までのpopteenの歴史から見た勝手な偏見)、その日すごく嫌なことがあったけどピン表紙と知った瞬間涙が出るほど嬉しかった。
大きくなっていくのあちゃんを見る度fuwamilyで居られることが本当に誇りでした。
私の友達も広告とかでのあちゃんを見て私に報告してくれたり写真を撮って送ってくれたりしてくれて、すごく嬉しかった。fuwamilyで居られて幸せだった。

それなのに、こんなに幸せなのに、私はfuwamilyを降りることに決めました。それは自分でもよく分からない言葉に出来ないような気持ちがあります。
でもとにかく今はもうのあちゃんのファンを全うできない。これは確実に言えます。
だからと言ってのあちゃんを嫌いになった訳ではありません。これも確実に言えます。
勿論私よりも長くたくさんの愛を注いでいる人が居ることを分かっているけど、私も私なりに好きでいたつもりです。だからこそ思うこともあるの。
今じゃもう何故か他のfuwamilyに埋もれないように必死になったり、何よりピチレからって言う肩書きを誰かに負けないような道具として思ってることに気づいてそんな自分に疲れちゃった。
こんなの楽しくない。無駄なプライドがfuwamilyで居ることを邪魔する。
だからもうファンとしてのあちゃんを見ることをやめます。気分屋な私だけど生半可な気持ちでは無いよ。
また戻ってくる事が絶対に無いとは言えないけど……ね。




嫉妬してしまうことがあるくらい誰かに夢中になったのも心から憧れたのもモデルさんを追ったのも全部全部鶴嶋乃愛ちゃんが初めてでした。
のあちゃんを好きでいた時間もかけたお金も気持ちも全部後悔してないよ。



長々とごめんなさい。ここまで読んでくれたとしたなら本当に嬉しいよ有難う。
のあちゃんがもっともっと大きくなっていく事を陰ながら願ってます。
有難う
かなで